目次
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- 適応障害 発症の原因
- 適応障害 発症時の症状
- 適応障害 診断後の治療・服薬
- 適応障害診断後 休職・退職について
- 適応障害について思うこと(再発症率)
適応障害発症の原因
私の場合、日常生活においてストレスを溜めやすい傾向にあり
転職した職場での人間関係により発症しました
先輩の暴言により、とても強いストレスを感じていたのは事実です
適応障害の原因は様々なストレス要因が絡み合っていると思いますので、
職場の人間関係だけではありませんが、
仕事中に心身の限界を超え発症のきっかけとなりました (R5.1/17)
適応障害発症時の症状
まず、きっかけとなった出来事の翌日、1日中泣いている状態でした
何がツラいのか…何か悲しいのか…分からない…
ただただ…涙が流れる…激しい頭痛と吐き気により食事も取れず
抑うつ状態で寝込む日々が数日続きました
胃のムカムカが1日中続く感じで
妊娠中のつわりの時のような感覚が続いていました
午後になるとムカつきは少し楽になっていました
とにかく何に対しても気力が湧かない…
主人、3人の子どもたちの日常は変わらず続いていたので
どんなに身体がキツくても、ただ無心で最低限の家事をする日常でした
テレビも携帯の文字を見るのも憂鬱
好きな音楽も聴けない…口数も減り、笑えない…
がんばらなきゃと心の中で思えば思うほど、涙がでてしまう…
今まで頑張ろうと何度も言いながら…思いながら…出勤していたので、
脳内で嫌な言葉と認識し『がんばろう!』の言葉により
嫌な思い出がフラシュバックしてしまう状態だったのかもしれません
『大丈夫!』なんて言えない状態でした
この時は何かを考えることがツラく
消えてしまいたいと思ったこともありました
適応障害診断後の治療・服薬
◎精神科を受診
問診、採血、心電図、診察後、抑うつ状態が重かったため
医師より、本当は何もしないで休養して欲しいが
3人子どもがいるため、家事なども最低限にするよう指示されました
◎初診時より内服薬処方(1/23~3/26)
・エスシタロプラム錠10㎎ 0.5錠
【SSRI 選択的セロトニン再取り込み阻害薬】
(脳内の神経伝達物質セロトニンの働きを改善し、意欲を高めたり、
憂鬱な気分などを改善する効果があるようです)
・ドンペリドン錠10㎎ 1錠
【薬剤投与時の消化器症状薬】
(エスシタロプラム錠の副作用で吐き気症状がでることがあるため処方)
・カロナール錠300㎎ 1錠
【鎮痛剤】(頭痛の症状があったため)
◎2ヵ月間上記処方内容を服薬を続けましたが
抑うつ症状が続いていたため増薬(3/27~4/9)
・エスシタロプラム錠10㎎を 1錠へ増量
他は変わらず同処方
◎不安症状も出ていたため更に増薬 (4/10~7/24現在)
・エスシタロプラム錠10㎎ 1.5錠へ増量
・ロフラゼプ酸エチル錠1㎎ 1錠
【神経症における不安・緊張・抑うつ・睡眠障害改善薬】
・ドンペリドン錠10㎎ 1錠
・カロナール錠300㎎ 1錠
現在、定期的に採血、心電図検査を行っています
適応障害診断後 休職・退職について
典型的な適応障害は、ストレス要因から離れることにより症状は軽くなるようです
私の場合は休職中は仕事のことが頭から離れず
なかなか症状が改善しなかったため
2ヵ月半の休職後に退職を決断しました
その後は回復に向かいましたが、事務的な手続き等の関係で職場へ連絡することもあり
その度、また復職を考えてもらえないかと相談され、復帰できる状態ではなかったため、
何も出来ない無力な自分を責め、すぐ体調を崩したりと、
他人の言葉に異常な反応を起こし不安定な日々でした
その後、職場との関係を完全に切れたことで回復へ向かい、
現在は復職に向けて考えることが出来るところまで回復しました
1月はストレスで飲酒量が増え体重約47㎏ありましたが
現在約41㎏まで減っています(身長 158㎝)
先週、復職に向けての思いを主治医に相談しましたが
かなり体重減少があるため、採血・心電図の結果次第とのことでした
急な体重減少は心臓に負担がかかり、不整脈など起こす危険性があるそうです
適応障害について思うこと(再発症率)
適応障害とはストレスを感じた結果、心身に影響が出る病気ですが
以前、バケツの中の水が溢れだした感覚だったと例えましたが
適応障害を発症すると、ストレスから離れても、蛇口の水が止まっただけの状態だそうです
また、いつバケツの水が溢れだすか分からない状態…
適応障害と診断された人の40%が5年後にうつなど再発するというデータがあるようです
ストレスだけが原因ではなく、根本的な原因を取り除く必要はあるようです
私の場合、転職した職場の環境が自分に合わなかったと…
退職して気づきました
早く退職を決断したことはよかったと思っています
私は発症から5ヵ月経った頃から、パワーが出てきた感覚があり、
回復してることを感じました
やっと…やっと…そう感じました
数か月前はもう元気になれないんじゃないかと思っていたので…
適応障害は脳の疲労とも言われるそうで、とにかく休養が大事のようです
1週間、2週間の間隔で精神科を受診してきましたが
主治医の先生に助けを求めるかのように通っていたので
1週間、2週間が待てない程でした…
心が健康じゃないと身体の不調が出ます…
私は適応障害になったことで休養中、
自己認知力を高めることについて考えました
『自分自身で思っている自分』と『本当の自分』を認知すること
また、他人が自分をどう見ているのかを理解する
とても難しいことだと思いました…
まず、心がけたいと思ったことは
自分に厳しすぎないこと
自分が頑張ったと思ったことは自分自信を褒めてあげること
いつも私は、みんなもっと頑張っている…こんなんじゃダメだと…
よくそう思っていました
この考えの癖を変えるだけでも変われる気がすると思ったからです
他人は他人、自分は自分、自分らしく生きたいそう強く思っています
現在、仕事に対して強いストレスを感じている方
きっと休職、退職することなんて出来ない…そう思っているかもしれません
私もそうでした…
休めない…迷惑かけられない…
私自身、子育て中はパートで仕事をしていたため、仕事のスキルもなく
なるべく休まずに出勤すること、それしか取り柄がないと思っていました
仕事に対し自分を褒めることなんて一度もなかったように思います
逆に、上司の方々も大きな責任を抱え仕事をしているので
みんな思いは同じかなと思いますが
心身の異常を感じたら、まず休むことも大事だと思ってほしいです
※この記事は私自身が感じたことなので、医学的なことではありません
5ヵ月という決して楽ではなく長い期間でしたが
ここまでしっかり時間をかけ休養したことがよかったのだと感じています
時間をかけてゆっくり身体を癒すことが必要です
同じ悩みを持っている方の参考になればいいなと思っています
私自身、これからも
一歩ずつ…一歩ずつ…前へ進みます😊
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