適応障害から復職 母親の五回忌~亡き父・亡き母について~

母親の五回忌~亡き父・亡き母を思い出す~

母が亡くなり5年が経ちました
久しぶりに兄と姉にも会い、法事をしました
施設入所中の祖母も一緒に行きました
母が亡くなったのは、三男が産まれ2週間後でしたが
出産2週間前に入院し意識がない状態だったため
三男の顔を見せてあげることが出来ませんでした

無事法事を終え、久しぶりに兄姉とも色んな話をしました
家庭のことや子どもの成長のこと
お互い子どもたちの動画や写真を見せ合ったりして
食事をしながら過ごしました

私自身、母のことを色々と思い出し
感謝の気持ちで手を合わせました
実家が遠方のため
母とは毎日のようにLINEや電話で連絡し合っていました
孫の成長をいつも喜んでくれていました
母が好きなお花の写真を『咲いたよ~』とよく送ってもくれていました

↑母が好きだった花 ”サポナリア”です

母に教わったこと
母は、″思いやりのある優しい子に育って欲しい″と願っていたようです
この言葉は母が作成したアルバムに記載していた言葉ですが
小学生の頃見た時から
ずっと私の心の中に残っています
その他によく言い聞かされていた思い出深い言葉
自分がされて嫌なことは他人にしてはいけない
自分が出来ることは自分でしなさい
・自分が悪かったと思た事はきちんと謝りなさい
・『ありがとう』の気持ちはきちんと伝えなさい
食事の時は行儀よくしなさい
靴はきちんと並べなさい
挨拶はきちんとしなさい
(田舎育ちなので、道ですれ違う人にも
挨拶していたため地元を離れたとき挨拶しないことに違和感を感じましたww)
すべて当たり前のことですが
私自身も子どもたちに日々言い聞かせています

母は『一生懸命』という言葉が好きで
私自身、学生の頃テニスと陸上をしていたのですが
結果よりも自分が一生懸命やったことが大事と言ってくれていました
1度だけ陸上の練習をサボったことがあったのですが…
母は息抜きも必要と全く怒られなかったこと…
今でも忘れません(笑)

母は、料理やお菓子作りが好きで色々作ってくれました
私自身も、小学生の頃から興味を持ちよく作っていました
母の作った手作りの惣菜パンとポテトサラダが大好きでした
怒られた思い出はあまりなく
いつも褒めてくれていたことの方が多かったです

父親は私が小学3年生の頃に事故で亡くなり
母は仕事で忙しい日々でしたが、祖母と同居していたため
洗濯、掃除、食事作り等の家事は祖母が手伝ってくれていました
そのため、祖母第二の母のような存在です
今も施設で元気で過ごしてくれていることがとても嬉しいです
祖母には毎週会いに行っています

亡き父親への想い

父親は今年5月に三十回忌を迎えました
父と過ごした日々は8年と短かったですが
とても可愛がってくれました
調理師の父は母と2人で居酒屋を経営していて
両親とはすれ違いの生活でした
幼稚園や小学校から帰って来ると
出勤前に高い高いをしてくれて
ギュっと抱きしめて『お父さん仕事がんばってくるね!』
と言ってくれるのが日常でした
父はお酒と歌が好きで
仕事が休みの日はいつも自宅に両親の友達が集まっていました
私自身、顔も父親似ですが
お酒と歌が好きなのも父親譲りのようです(笑)
父の居酒屋の料理の焼き鳥がとても好きでした
父が作ってくれたドーナツも大好きでした
時々一緒にお風呂に入り、父の膝の上に座り
今日の出来事などを話したことまだ覚えています
母に聞いたのですが
父は女の子のことは分からないからと
私たち姉妹の教育は母に任せられていたそうです
その代わり、兄は父に厳しく教育されていました(笑)
兄とは年が8歳離れているため、一緒に遊ぶことはあまりなかったですが
兄は父はとても厳しかったと言っていました
父は社会人野球をしていて、兄も中学、高校と野球を頑張っていました
今、ふと外で素振りをしていた兄へ近づき
ちょうど振ったバットが当たり泣いたことを思い出しました(笑)
色々と昔を思い出した貴重な1日でした

まだ幼い頃、39歳という若さで亡くなった父の死
まだ62歳の母の死はとても大きな出来事でしたが
【生きる】ことについて考え…
命ってあっけないな…と何度も涙したこともありましたし
適応障害を発症し消えてしまいたい
と3児の母として無神経なことを思ったこともありましたが
【人生】には必ず終わりが来ます…
だからこそ
生きている時間を大切にしたい!
今はそう強く思っています
両親は生きている間、私に色んなことを教えてくれました
家族旅行もとても楽しかった思い出です
現在、3児の母親として
私自身も子どもたちに色んな事を経験させたいと思います
何より元気で楽しく過ごして欲しい!そう願っています

適応障害を発症して今後を考える

適応障害を発症し、休職、退職したことは兄姉には話していません
久しぶりに兄姉に会いましたがいつも通り楽しく過ごしました

まだ精神状態と身体症状にも波がありますが
少しずつ前へ進んでいるところです
仕事も復帰しましたが、先日激しい頭痛と吐き気の症状が治まらず
半日で早退させて頂きました
まだ、復職早かったのかな…と不安に思ったりもしましたが
ゆっくりでいいからがんばろうと言い聞かせています
無理はしない!そう決めたからこそ
早退させて欲しい旨を上司に話すことが出来たと思います
心配してくれる上司や同僚に囲まれた環境
感謝の気持ちでいっぱいです
前の自分なら無理してでも最後まで仕事していたと思います
体の健康、心の健康の大切さが分かったからこそ
自分を労わることができたのかもしれません
職場には迷惑はかけたくない気持ちは大きいですが
ゆっくりがんばりたいと思っています

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